顔汗が止まる治療はETS手術が効果的

局所性多汗症には手掌多汗症、足蹠多汗症、腋窩多汗症、頭部多汗症、顔面多汗症と発汗する場所によって病名が変わります。

特に顔面多汗症や頭部多汗症は女性の場合には顔汗により化粧が落ちてしまうなど美容面でマイナス要素となるだけに悩んでいる人も少なくはないと言えます。
多汗症の原因には精神的要素や喫煙、カフェインの摂取し過ぎ、生活習慣、ホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。
治療は皮膚科などで受けられます。

顔汗などを含め多汗症による汗を止められる治療方法は、カウンセリングから始まります。
制汗剤や塗り薬、生活習慣や精神的要因を取り除きながら様子を見ます。
効果が現れないようであれば手術を選択できるようになります。

多汗症に最も効果のあるETS手術(胸腔鏡下交感神経節遮断術)は脇の下の皮膚を2ミリから4ミリほど切り、内視鏡で確認しながら交感神経を10ミリ程度切断します。時間も40分ほどで終了して、費用が10万円ほどになります。
傷口が小さいので体の負担も少なく、日帰り手術ができます。

悩んでいた部位の汗が止まる代わりに他の部位から汗を多くかくようになる代償性発汗が起こります。
一度切断した交感神経は元に戻らないので安易に手術という選択肢を選ぶのではなく、良く考えてから判断することが大切になります。

代償性発汗が怖い場合には、まず片側だけを手術してみて汗がどのくらいの量が出るのか確認したりする方法もあります。